トリマーの資格は民間資格のため、さまざまな種類があります。
では、「プロトリマー1級」はどういったものなのでしょうか。
「プロトリマー1級」の特徴や受験資格、仕事への生かし方などをご紹介します。
トリマーはトリミングを行う際、犬種や買主の要望、個体差などに沿って、似合うスタイルに整えることが求められています。
プロのトリマーとして働いていく上で目指したい資格のひとつは、プロトリマー1級です。
国際ペットビジネス協会のプロトリマー1級は、ペット美容サロンなどでのグルーミングサービスの提供で、リーダーの役割ができる技術者とされています。
プロトリマー1級の取得者の技術水準は、トリマー養成機関で後進の指導にあたることができる水準です。
プロトリマー1級を取得することで、ペット美容サロンやペットショップ、動物病院などでトリマーとして働くだけではなく、指導者という道も選択肢になってきます。
プロトリマー1級を受験するためには、まずトリマー2級の資格が必要です。
年齢などによる制限は設けられていません。
トリマー2級は、国際ペットビジネス協会の指定する講座を受講し、試験に合格することで取得できます。
さらに、プロトリマー1級を取得して3年の実務経験を積むことで、上級資格のトリマー教師を目指すことが可能です。
プロトリマー1級の試験は筆記試験と実技試験からなり、実技試験はプードルのコンチネンタルクリップとベドリントンカット、テディベアカットの中から1種選択です。
プロトリマー1級の資格を取得するには、学校に通って知識や技術を身につけることが近道です。
動物飼育技術学院では、普通科や「プロトリマーライセンス1級就職コース」に通うことで、プロトリマー1級の取得を目指すことができます。
「プロトリマーライセンス1級就職コース」には、週2回の1年半コースと週3回の1年コースがあり、学科講習が276時間に対して、実技講習は690時間設定されています。
はじめは犬の人形を使ってスタートし、多くの時間をかけて実技を身につけられる環境が整っています。
多種多様なカット犬がおり、ペットショップでの実習も充実しているので、実践で役立つ力を習得することができます。
さらに、動物飼育技術学院では、ライセンスを取得するまで指導を受けられることも魅力です。
資格はスキルや知識を証明する手段のひとつです。
実習が充実している動物飼育技術学院で「プロトリマー1級」を目指しましょう。