近年はペットブームであり、多くの家庭が動物を飼っています。
そうしたペットのなかには高齢のものも多く、現在飼われているペットの2/3が老齢であるとも言われています。
老齢のペットは病気やケガのリスクが高くなるため、相対的に動物病院の需要は高まっているといえます。
動物病院では医師のほかに、治療の補助を行う医療助手も必要とされます。この医療助手の仕事に就く際には、小動物看護師の資格が役に立ちます。
今回は、ペットブームの今だからこそ気になる小動物看護師についてご紹介します。
小動物看護師は、日本ペット技能検定協会が認定している動物看護師の資格のひとつです。犬や猫といった一般家庭で飼われている小動物の看護や、動物病院で医療助手として働く際に必要とされる技能を認定しています。
小動物看護師の資格を取得するためには、日本ペット技能検定協会の認定校で、一定のカリキュラムを修了している必要があります。
認定校には専門学校や通信教育などさまざまなタイプがあるため、自分に合った方法を選ぶことができます。
小動物看護師の仕事は、基本的には動物病院での医師のサポートです。
治療の際の保定や器具の準備、入院している動物の管理、体温測定や血液検査などの検査、検査結果の飼い主への説明、手術の補佐など、さまざまなサポートを行います。
小動物看護師の仕事は診療にかかわるものだけではありません。
例えば院内の薬の管理や製薬会社への発注、窓口や電話などの対応、会計業務、院内の清掃や器具の管理など、その業務は多岐にわたります。トリミングや基礎的なトレーニングの技能も必要となるため、小動物看護師になるためには多くのことを学ばなければいけません。
小動物看護師は動物を相手にする仕事ではありますが、飼い主とのコミュニケーションも重要な仕事です。
検査結果の説明や普段の生活へのアドバイス、受付でのやりとりなど、医師よりも飼い主と接する時間は多いといえます。
そのため、動物看護師としての技能だけでなく、人とのコミュニケーション能力も問われる仕事です。
ペットの人気が高まっている今、小動物看護師の需要も高まっています。小動物看護師の資格を取得するためには、上述したように日本ペット技能検定協会の認定校で一定のカリキュラムを修了する必要があります。
小動物看護師の資格取得を目指すなら、動物飼育技術学院がおすすめです。
動物飼育技術学院には高卒以上の社会人や新卒生を対象とした普通科のほか、高卒資格も取得可能な高等部、不登校の方や集団が苦手な方のための動物ふれ合い飼育学級など、いくつかのコースが用意されています。
自身に合ったコースを選ぶことができ、無理なく通うことができます。研修制度も充実しているので、より実践的な学習が可能です。
動物飼育技術学院で小動物看護師の資格を取得し、仕事に役立ててみてはいかがでしょうか。