地震の多い日本では、いつ災害が起きるか分かりません。そんな災害時に備えて、危機管理の知識を身に付けておくことは大切です。それは人に対してはもちろん、ペットに対しても同様です。
そこでおすすめとなるのが、「ペット災害危機管理士」の資格です。
ここでは、ペット災害危機管理士の資格について詳しくご紹介します。
ペット災害危機管理士は、災害時に人とペットの身の安全を守る知識や技術を身に付けたスペシャリストです。ペットと一緒に避難する同行避難の方法や防災について学ぶことができ、万が一の災害時に備えられます。
講座の受講は短期間で済み、1日で資格が取得できるのも特徴です。資格は1級から4級まであり、1級を受ける場合は1泊2日の研修が必要となります。
急に災害が起きると、誰だって慌ててしまうものです。飼い主が自分のことに精一杯になり、ペットを置き去りにしてしまうケースは少なくありません。
そんなとき、ペット災害危機管理士の資格を取得しておけば、適切な方法でペットと一緒に避難でき、自分はもちろんペットの命も守れます。
ペット災害危機管理士の資格を取得すると、災害時だけでなく、さまざまな仕事にも役立てられます。
例えば、ペットを扱う仕事です。ペットショップやペットホテル、ペットシッターや動物病院など、ペットを扱う仕事にはたくさんの種類があります。
それらの業務にも、ペット災害危機管理士の知識は生かせるのです。
また、動物愛護団体に所属する方や動物の防災対策について指導できるようになりたい方、自治会や地域などで防災に関するボランティア活動に力を入れている方や、ペット関連事業に従事されている方にもこちらの資格はおすすめです。
そんなペット災害危機管理士の資格は、動物飼育技術学院で学ぶことにより取得が目指せます。動物飼育技術学院では他にも動物に関するさまざまな資格取得が目指せるため、それらと一緒に取得を目指してみてはいかがでしょうか。
動物看護士やトリマーなど複数の資格を取得しておくことで、より一層仕事に生かすことができ、就職活動にも役立てられます。
ペットは、大切な家族の一員です。また、ペットの命を守るのは、飼い主の役割でもあります。
災害が起きても慌てることなく大切なペットが守れるよう、ペット災害危機管理士の資格を取得して万が一のときに備えましょう。